子宮内膜症って妊娠したら治るって噂は本当なのでしょうか?
子宮内膜症は妊娠したら治るということはありません。
子宮内膜症というのは月経血の逆流によって起こるとされているので、妊娠と出産期間中の1年半の間は、生理が止まることによってリスクが軽減される、と言われています。
子宮内膜症の治療で、最も有効的であると言われているのは、生理のない状態のことです。
なので、妊娠したら治るとよくいわれるのは、その期間、また、出産後、しばらくは子宮内膜症の症状は出ないと言うことです。
再発率が高い病気なので、妊娠したら治るということはないみたいです。
生理がとまっているので、その期間は子宮内膜症の症状が出ないということです。
子宮内膜症というのは、エストロゲンで悪くなり、プロゲステロンでよくなると言われています。
妊娠中というのは、プリゲステロンが大量に分泌されるので、腹膜の状態がかなり改善される可能性が高いと言われています。
また、出産時に剥がれ落ちた子宮内膜が何らかの要因で逆流し腹腔内に入り込むと、子宮内膜症が発生するおそれもありますので体調の変化には注意が必要になってきます。
子宮内膜症は生理が止まり、閉経となると、病状が進行することはないのですが、生理がある以上、症状が悪化してしまう恐れもあるので、ちゃんと診察してもらう必要がある病気です。
早期発見すれば、治療法も様々ありますので、体に異変を感じたら、病院を受診するようにしましょう。