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子宮内膜の厚さって妊娠率と関係があるの?
子宮内膜の厚さは妊娠率に関係があるのかというと、関係はあります。
子宮内膜の厚さがあると、着床する場所のベッドがフカフカの為、精子が着床しやすくなると言われています。
子宮の内膜の厚さが十分にあることと、温かいことが着床には大事になります。
理想の子宮内膜の厚さというのは、10ミリです。
子宮の内膜の厚さが10ミリ以下だから、妊娠出来ないということはないのですが、厚さがあった方が妊娠する確率は上がります。
不妊治療などで産婦人科を来院すると、エコーですぐに測ってもらえます。
内膜を厚くするために有効な手段ってあるの?治療は?
子宮内膜が薄いということは、黄体ホルモンの分泌が少ないということなので、黄体ホルモンを補充してあげる必要があります。
治療には黄体ホルモン補充の薬や注射、それにエストロゲンの貼り薬もあります。
エストラーナという貼り薬を貼ることによって、黄体ホルモンを補充することが出来ます。
この治療は、産婦人科や婦人科を受診すると受けられるので、気になる方は受診してみて下さい。
妊娠可能といわれる内膜の厚さはどれくらい?
不妊の原因と言われる子宮内膜が薄いといわれる現象。
子宮内膜は排卵前の期間は1日0.5mm増殖し、排卵後は1日あたり0.1mm厚くなると言われています。
着床の頃に最も厚くなって、受精卵を迎える準備をします。
一般的には、排卵後の子宮内膜の暑さは8mm以上あるのが望ましいと言われています。
理想的な厚さは10mm以上となります。
排卵後7~10日目の厚さは15mm以上あると、着床率が上がると言われています。
8mm以下を薄いと判断し、妊娠に必要な最低子宮内膜厚は6mmと言われています。
薄いから妊娠できないということではないのですが、薄いと妊娠はしづらいという結果が出ています。
内膜が薄いって言われたけど妊娠可能?
産婦人科に来院して、子宮内膜が薄いと言われたら気になりますよね。
では、子宮内膜が薄いからと言って必ずしも妊娠できないか?といったらそんなことはありません。
子宮内膜の厚さが8mmの場合の妊娠率は53.1%に対して、倍の16mmになると妊娠率は77%と高い数値が出ています。
確かに、子宮内膜の厚さと着床率、妊娠率、出生率は密接に関係しています。
しかし、子宮内膜が6mmとかでも質のいい卵子があれば、妊娠する可能性は多いにあります。
子宮内膜を厚くすることで、着床しやすくなるので、子宮内膜と質の良い卵子で、妊娠率をあげたいですよね。
もし、内膜が薄くても原因は黄体ホルモンが影響していると言われているので、黄体ホルモンを補充する治療をすれば、内膜は厚くなると言われています。
薄くても、厚くなる治療法はあるので、病院を受診して厚くなるように治療するようにしましょう。
子宮内膜の厚さというのは、病院にいけばすぐに診断してもらえます。
何ミリかとか、厚さがあるのかとか、薄めなのかというのは、診察することでわかるので、気になっている方は、受診するようにしましょう。
そこで子宮内膜が薄めと診断されても、黄体ホルモンを補充することによって、子宮内膜の厚さは厚くなるので、不安感を抱えている方はまず病院に行き、現状把握と対策をしていきましょう。
子宮内膜を厚くすることによって、妊娠率も上がるので、自然と産み分けの事も考えることが出来るようになりますよね。
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